展覧会 次回展覧会 これまでの展覧会 [終了] 平成12年度秋季展 館蔵 茶書の歴史Ⅰ 2000年10月2日(月)-2001年1月29日(月) 休館日/土曜(但し第四土曜日を除く)、日曜、祝日、12/3-1/8(冬期休館) 開館時間/午前10時〜午後1時、午後2時〜午後4時30分(入館は4時まで) 入館料/300円 会場/齋田記念館 展示室 茶とは「湯をわかし茶を点ててのむばかり」とは利休の言葉ですが、古来、茶はその薬効において知られ、独特な味わいはまた多くの人々に愛されてきました。日本においては「道」という観念と相俟って伝統芸術の一分野を形成し、さらには産業の一つとして経済をも支えてきました。 このような茶にとって、「茶書」は「無用の用」といわれています。茶書とは文字通りに茶について書かれた文献史料で、現在伝えられているものだけでも優に一万点を超えると言われています。しかし、茶の研究全般からみると、その存在は余りにも地味で従来見落とされがちでした。本シリーズは、館蔵品により茶書の歴史を通覧し、貴重な茶書の再評価に寄与しようとするものです。 パートⅠでは、茶書の伝来から茶湯の大成までの茶書約35点と共に、西本願寺伝来の大壺「時雨」と、松平不昧伝来の茶臼「呉竹」を特別展覧致します。齋田家に伝わる名品をご鑑賞下さい。