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平成17年度企画展　開館7周年記念

館蔵 絵画名品展

2005年9月7日(水)-12月8日(木)

　当館では、平成5年に世田谷区の文化財指定を受けた約1,200点の齋田家文書を含め、齋田家に伝来・蒐集された書跡、典籍、絵画、茶書等約2,000点を所蔵しています。開館7周年を迎える本展では、その中核をなす齋田雲岱(1801-1858)描く博物図譜と、近世近代の絵画40点余りを展覧致します。
　齋田家では、雲岱の他にも文人歌人を輩出し書画骨董の収集もなされていましたが、江戸時代に幾度か罹災したため、残された所蔵品のほとんどが幕末から明治にかけてのものとなっています。今回は、菊池容斎(1788-1878)や岡本秋暉(1807-0862)等同時期の代表的で、世田谷地域にもゆかりある画人の作品も展示する他、明治維新後に製茶業に従事した齋田家に伝わる狩野甫信(1692？-1745)筆「製茶絵巻」を11月14日(月)より12月8日(木)まで特別公開致します。
　世田谷の発展に貢献し、その歴史と共に歩んできた齋田家が、今に伝える日本文化をご堪能下さい。